時代を語る・舘岡誠二(6)酒造会社で営業回り

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勤務していた菊地酒造店の社宅の庭で=昭和40年ごろ
勤務していた菊地酒造店の社宅の庭で=昭和40年ごろ

 農家に生まれた私は、農業と関わりのある仕事に就きたいと思っていました。そこへ五城目町の菊地酒造店で働かないかと声を掛けていただいたわけです。「米どころ秋田の醸造元。農業と関係している」と希望がかなったことに満足し、お世話になることに決めました。家から自転車で通えるので親も喜んでいました。昭和33(1958)年4月のことです。

 戦後の高度成長とともに日本酒の製造・販売も伸びていた時代です。始業は午前7時と早いものの、製材所、呉服店、雑貨店などが立ち並び、朝市も多くの店でにぎわう五城目町で働くことに喜びを感じました。

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