時代を語る・舘岡誠二(7)仕事の傍ら句作開始

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
西東三鬼を講師に迎えた全県俳句大会の様子を伝える秋田魁新報=昭和33年10月21日付
西東三鬼を講師に迎えた全県俳句大会の様子を伝える秋田魁新報=昭和33年10月21日付

 菊地酒造店に就職後も数年間、高校時代に熱を入れた駅伝を、五城目町の青年会チームと南秋田郡陸上競技協会に入って続けました。全県駅伝競走大会や男鹿駅伝競走大会に出ましたね。男鹿駅伝の時、ボストンマラソンで優勝した山田敬蔵さんを船川駅(現男鹿駅)で見掛け、仲間に「誠二、おめの顔、山田敬蔵さ似でるなあ」と言われたこともあったなあ。

 ただ、駅伝のほかにも生涯続けられることが何かないかと探していました。その時、ふと小学生の時に授業で俳句を作ったことを思い出して、よし、俳句をやってみようかと思い立ちました。祖父が「湖畔時報」を購読していつも寝床に積んでいたんですが、西東三鬼という著名な俳人が八郎潟町を訪れたという記事が私の目に留まり、何か興味が湧いていたんですね。

(全文 778 文字 / 残り 448 文字)

この連載企画の記事一覧