県内大学の研究から[秋田大・中野良樹教授]タングラムにおける洞察

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眼球追跡の仕組みを説明する中野さん(中央)
眼球追跡の仕組みを説明する中野さん(中央)

 いくら考えても分からなかった問題が、ある時ぱっと解ける。「ひらめき」が生まれた瞬間だ。心理学で「洞察」ともいい、行き詰まりから抜け出して突破口を開くのに不可欠な要素とされる。

 ひらめきは何かの拍子に偶然もたらされると思っている人もいるが、秋田大教育文化学部の中野良樹教授(50)の考えは違う。「偶然やまぐれではありません。そこには必ず理由があります」と語る。それでは、どうすればひらめくのか。正方形を切り分けたピース7個からなるパズル「タングラム」を使い、人間がひらめく過程を研究している。

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