佐竹知事「全然ゼロベースではない」、防衛省を痛烈に批判

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
地上イージス配備を巡る防衛省の姿勢を批判する佐竹知事
地上イージス配備を巡る防衛省の姿勢を批判する佐竹知事

 佐竹敬久知事は2日の定例会見で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を秋田、青森、山形3県の国有地に配備可能かどうかを検討する防衛省の再調査を巡り、同省が青森、山形両県での調査を「予備的な位置付け」と説明したことについて、「『新屋ありき』であり全然(同省の言う)ゼロベースではない。力でねじ伏せようとしている」と痛烈に批判した。さらに、適地を選ぶ望ましい基準について「少なくとも半径2~3キロに人家がない所」と説明。人家に近い陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)をこのまま適地とすることに否定的姿勢を示した。

 同省は先月28日、県と市に対し、配備候補地とする新屋演習場を含め、3県の国有地20カ所を対象に行う再調査について公平に比較検討し「ゼロベースで行う」と伝えた。一方、防護範囲の観点から秋田と山口への配備が最も効果的であるとし、本県への配備を前提とする姿勢をにじませた。岩屋毅防衛相も30日の会見で「秋田と山口への配備が最も適切だという考えに変わりはない」と述べた。

(全文 891 文字 / 残り 453 文字)