海づくり大会の準備着々 台、放流容器に秋田の木工技術

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放流台などの設営が進む秋田マリーナ南岸の会場=4日、秋田市飯島
放流台などの設営が進む秋田マリーナ南岸の会場=4日、秋田市飯島

 7、8日に秋田市で開かれる「第39回全国豊かな海づくり大会」で天皇陛下が稚魚を放流される際に使用する放流台や容器などに、秋田県産木材や本県の技術が用いられている。「豊かな海は豊かな森が育む」をコンセプトに、本県の森の恵みもPRする狙いだ。本番を目前に控え、会場となる同市飯島の秋田マリーナ南岸では準備作業が急ピッチで進む。

 放流台は高さ約2・4メートル、幅約10メートル、奥行き約7・5メートル。トラス状の骨組みに秋田杉の板約850枚を張る。側面の一部には木目が詰まった上質な正目板を使った。稚魚を海に流す3本の樋の支柱には、県立大木材高度加工研究所(能代市)が開発した秋田杉の円筒LVL(単板積層材)を用いる。

 木材加工を担当した神馬銘木(能代市)の神馬智行社長(50)は「秋田杉が放流台に使われ、加工にも携われることは光栄。森林県として培ってきた高い技術で加工した。秋田の木材の周知にもつなげたい」と話す。

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