私とあきたの海(5)秋田大教育文化学部教授・渡辺英夫さん

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秋田の海運について語る渡辺教授
秋田の海運について語る渡辺教授

 秋田藩を中心とした江戸時代の歴史が専門で、とりわけ水運史の研究をライフワークとする。「江戸時代は船でコメが運ばれ、経済が回っていた。海運の研究は江戸時代の研究そのもの」と語る。

 当時は、年貢米や各地の特産品を運んだ廻船(かいせん)のほか、各港で物品を売り買いしながら航行する北前船が盛んに日本海側を行き来した。秋田藩では土崎や能代といった港が物流の結節点となり、雄物川や米代川を通じて、県内の内陸部にも上方や北海道の物品が広まった。「海は秋田藩に大きな経済的発展をもたらした」と語る。

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