命へのまなざし温か 両陛下来県、動物愛護センターを視察

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県動物愛護センターで秋田犬「小町」と触れ合われる天皇、皇后両陛下=7日午後、秋田市雄和(代表撮影)
県動物愛護センターで秋田犬「小町」と触れ合われる天皇、皇后両陛下=7日午後、秋田市雄和(代表撮影)

 「命をつなぐというのは非常に素晴らしいですね」。第39回全国豊かな海づくり大会に出席するため即位後初めて来県した天皇、皇后両陛下は7日、秋田市雄和の県動物愛護センターを視察し、保護犬や猫と触れ合われた。職員から殺処分を減らす取り組みについて説明を受けると、動物愛護の強いお気持ちを口にした。

 宮内庁によると、両陛下も保護犬を引き取り「由莉(ゆり)」と名付けてかわいがっているという。

 同センターは「動物に優しい秋田」の実現に向けた拠点施設として4月に開所。適正な飼い方の啓発、保護された犬や猫の譲渡、愛護活動ボランティアの育成といった取り組みを行い、犬猫の殺処分ゼロを目指している。

 両陛下は、小学生を対象に開かれた「命を大切にする心を育む教室」を見学。小型犬のリードを持って歩く体験をしたり、聴診器で犬の心音を聞いたりした。

 小型犬は4歳の雌のシーズーで名前は「みよ」。皇后さまは笑顔で「みよちゃん行きますよ」と呼びながら歩いた。体験後は子どもたちと一緒にシーズーを囲み、会話を楽しんだ。陛下が1枚の写真をポケットから取り出し「私も犬を飼っているんですよ」と紹介する場面も見られた。

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