県内初、地理院ウェブ版に掲載 「災害伝承碑」男鹿6件

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 国土地理院が今年新たに制定した地図記号「自然災害伝承碑」として今月、秋田県男鹿市内の6件がウェブ版「地理院地図」に掲載された。男鹿地震(1939年)や日本海中部地震(83年)の慰霊碑などで、県内の自然災害伝承碑が掲載されるのは初めて。市は「防災に生かしてほしい」とする。

 自然災害伝承碑は、津波や洪水、地震、火山災害など過去の自然災害の記録を刻んだ石碑や供養塔を指す。従来は人物の功績をたたえる立像などと同じ「記念碑」の記号で表され、地図上で特定しにくかった。

 地理院によると、昨年7月の西日本豪雨の被災地では、明治時代の大水害を伝える碑があったが、地域であまり知られていないなど、過去の教訓が十分に生かされないケースがあった。そのため自然災害伝承碑の記号を新たに定め、周知を図ることにした。

 今年4月以降、自治体から伝承碑の情報を集め、6月からウェブ版地図に順次掲載している。男鹿市は7月に情報提供した。

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