若冲と京の美:糸瓜群虫図(伊藤若冲)

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【糸瓜群虫図】江戸中期、111・6×48・4センチ
【糸瓜群虫図】江戸中期、111・6×48・4センチ

 「糸瓜群虫図(へちまぐんちゅうず)」は極端に細長い3本の糸瓜と自由奔放に群がる虫が主役で、若冲(じゃくちゅう)が38、39歳ごろの制作とされる。

 着色でありながら、他の若冲作品に比べると色数の少ない淡彩風で、一見糸瓜と虫たちが同化しているようにも見える。ここではモンシロチョウやギンヤンマ、腹をこちらにみせたキリギリスなど合計11匹もの虫がリアルに描かれている。ぜひ展示会場で全てを見つけていただきたい。

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