森岳歌舞伎披露に向け、稽古に熱 地元小クラブ、魅力伝承へ

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本番に向け稽古を重ねる歌舞伎クラブの児童
本番に向け稽古を重ねる歌舞伎クラブの児童

 秋田県三種町の森岳小学校歌舞伎クラブの児童10人が、15日に迫った「伝統芸能の祭典inみたね」での子ども歌舞伎披露に向け、稽古に励んでいる。クラブは郷土芸能である森岳歌舞伎の盛り上げに一役買おうと2015年に発足。毎年祭典で見事な演技を見せており、今年も観客に歌舞伎の魅力を伝えようと張り切っている。

 森岳歌舞伎は江戸中期、病に倒れた旅の修験者が、住民から手厚い看病を受けたことに感謝して伝えたとされる。森岳歌舞伎保存会(石塚善信会長)が毎年9月、八幡神社境内にある農村歌舞伎会館で奉納公演を続けている。森岳小歌舞伎クラブは14年の国民文化祭をきっかけに立ち上げられた。

 子ども歌舞伎の今年の演目は「絵本太閤記 九段目組打ちの場」と「白浪(しらなみ)五人男」。児童は保存会の手ほどきを受け、6月から放課後に練習を重ねてきた。今月9日は保存会の今野順一座長(52)ら3人を指導役に迎え、体育館で絵本太閤記の練習に取り組んだ。

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