「桧山安東氏城館跡」の斜面、無許可で削る 能代市の業者

お気に入りに登録

 秋田県能代市教育委員会は12日、国史跡「桧山安東氏城館跡」内の斜面の一部を、市内業者が作業道整備のため無許可で削ったと明らかにした。史跡内の開発には文化財保護法に基づき国の許可が必要で、業者は事前に市の林業担当課に相談したが、文化財を保全する市教委の担当課まで引き継がれず、許可のないまま着工した。市と業者で復旧する方針。

 市教委生涯学習・スポーツ振興課によると、史跡南東側の斜面計10カ所が、それぞれ幅10~15メートルにわたって削られた。いずれも桧山城跡の外郭の一部とみられる。

 業者は2016年に史跡の一部を含む土地を購入。昨年12月~今年3月に間伐材を運搬するため作業道を整備した。史跡周辺の草刈りを市に依頼された地元住民が5月、市に連絡し判明した。

(全文 533 文字 / 残り 203 文字)