走る、走る、高齢ランナー 県内1万人、20年前の5倍

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 ジョギングやマラソンを楽しむ高齢者が秋田県内で増えている。直近の調査では約1万人いるとされ、20年前に比べて5倍に増加。県内の主なマラソン大会でも65歳以上の出場者が目立つ。健康志向や一人でも取り組める手軽さが背景にあるようだ。

 「完走した時の爽快感がたまらない」。そう話すのは、3年前にジョギングを始めた主婦竹内妙子さん(72)=秋田市将軍野=だ。

 スポーツに縁がなかったが、友人の誘いをきっかけに週に数回、自宅周辺を走るようになった。以前より体が軽く感じ、体力に自信がついたといい、15日に仙北市で開かれる「第34回田沢湖マラソン」にエントリー済みだ。4年連続の参加で、今年は20キロの部に挑戦する。「これからも多くのレースに出てみたい」と意欲を見せる。

 田沢湖マラソンは県内最大規模の大会で、事務局によると、今年はエントリー4946人のうち、65歳以上は1割超の570人。10年前の320人から大幅に増えた。フルマラソンより距離の短い10、20キロの部への出場者が比較的多いという。担当者は「健康の維持やレースを楽しむだけでなく、真剣に走って記録に挑戦する人も多いようだ」と語る。

(全文 1051 文字 / 残り 557 文字)