高めよう防災力(3)警戒レベル 危険度分かりやすく

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災害発生の危険度
災害発生の危険度

 集中豪雨や台風などの際、どの情報を基に、どのタイミングで避難しますか―。

 日本では毎年のように洪水や土砂災害、高潮などによる被害が発生している。気象庁から注意報や警報、市町村から避難勧告や避難指示などさまざまな情報が発信されているが、受け手である住民に正しく理解されていたかなど、さまざまな課題があった。

 こうしたことを踏まえ、危険度を直感的に理解し、的確に避難行動をできるようにしようと、市町村が出す「避難情報」や、国・都道府県が出す「防災気象情報」を、5段階の「警戒レベル」を用いて伝える取り組みが今年5月に始まった。

 最大のポイントは「警戒レベル3」が発令されたら、高齢者や障害のある人などは避難を始め、それ以外の人は準備をすること。そして、「警戒レベル4」では対象となる地域住民は全員避難することだ。

 「避難情報」は、避難勧告や避難指示(緊急)などで、住民に災害の危険性を知らせ、気象状況や地域の地形などさまざまな情報を総合して発令される。

 また、国土交通省、気象庁、都道府県などが発表する「防災気象情報」には「警戒レベル相当情報」が付され、住民が主体的に避難行動をとる際の参考になる。

 各自治体は防災気象情報のほか、さまざまな情報を踏まえて避難情報を発令するため、同じレベル相当の防災気象情報とタイミングは必ずしも同じにならない。「自らの命は自らが守る」との意識を持ち、さまざまな情報を参考にしながら、適切な避難行動を取るよう心掛ける必要がある。

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