若冲と京の美:金魚玉図(神坂雪佳)

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【金魚玉図】明治後期、105・8×35・9センチ
【金魚玉図】明治後期、105・8×35・9センチ

 初代古香庵(ここうあん)=細見良氏=が仏教美術や茶の湯釜などを蒐集(しゅうしゅう)したのに対し、二代目(初代長男・實氏)は華やかな分野である琳派(りんぱ)、特に酒井抱一や鈴木其一ら江戸琳派、さらには京都で戦前まで活躍した近代の琳派作家・神坂雪佳(かみさかせっか)の作品を多く集めた。

 雪佳のコレクターは海外にも多い。これは二代目が内外の研究者を自宅に招いて、雪佳の作品でもてなしたことで、人気に火が付いたとも思われる。

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