時代を語る・舘岡誠二(22)秋田俳壇・巨星に学ぶ

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お世話になった俳人の一人である手代木唖々子先生
お世話になった俳人の一人である手代木唖々子先生

 47歳で「海程(かいてい)賞」を受賞するまで、私は最初に師事した八郎潟町職員の村井由武(よしたけ)さん、「海程」主宰の金子兜太先生の他にも、多くの俳人に学びました。

 まずは境田素洞(そどう)先生。私が俳句初心者の頃、さきがけ俳壇選者でした。「誠二君」と呼んでもらえるようになり、私の結婚祝いに絵と漢詩入りの色紙を頂きました。独身時代、私が「親不孝ばかりしています」と言うと「親不孝と気付けば、もうそれが親孝行なのだ」と言ってくれましてね。人間愛があふれた方でした。代表句は「青胡桃割った石窪鳩が占め」です。

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