市長イージス言及 「遅すぎる」の声も 新屋会合で初めて

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
勝平地区の敬老会の来賓あいさつで地上イージスについて言及した穂積市長(左)
勝平地区の敬老会の来賓あいさつで地上イージスについて言及した穂積市長(左)

 敬老の日の16日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、候補地とされた秋田市の陸上自衛隊新屋演習場から最も近い勝平地区で、敬老会が開かれた。穂積志市長が出席し、防衛省が候補地を明らかにしてから、同地区で初めて地上イージスについて発言した。配備の賛否には言及せず、ずさんデータ問題発覚後の流れを説明した。出席者から「よく触れてくれた」との声があった一方、「勝平に来るのが遅すぎるのでは」と複雑な表情を浮かべる人もいた。

 会は新屋勝平地区社会福祉協議会の主催。紅白の横断幕で飾られた勝平地区コミュニティセンター(同市新屋)の体育館に、75~97歳の約300人が集まった。

 「硬い話もあれですが、イージス・アショアの話はしなければいけないでしょう」

 穂積市長は来賓あいさつで、こう切り出した。防衛省のずさんデータ問題や、この日と同じ場所であった住民説明会で同省職員が居眠りしたことに触れ、「ゼロベースから検討するということになった。住宅地からの距離が一番大きな問題になるだろう」と説明。候補地の再調査について「結果と調査に基づき、(新屋への配備を同省が)どう判断されるか見極めたいと思っている」と述べた。

(全文 1001 文字 / 残り 494 文字)