「働く姿イメージできる」職場体験人気 特定企業に集中も

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テレビ番組の収録前に原稿を読む大学生たち=5日、秋田市の秋田ケーブルテレビ
テレビ番組の収録前に原稿を読む大学生たち=5日、秋田市の秋田ケーブルテレビ

 秋田県内の企業でインターンシップ(職場体験)の受け入れが盛んに行われている。企業側は就職活動を控える学生たちにいち早く自社をPRしようと、体験型の研修を行うなど工夫を凝らす。一方で参加者が増えている企業とそうでない企業があり、受け入れ拡大には課題もある。

 秋田ケーブルテレビ(秋田市)のスタジオで今月5日、県内外の大学2、3年生5人が、生放送のリハーサルに臨んだ。原稿を読み上げたり、テロップを作成したり。秋田大3年の深沢小百合さん(21)は「自分が働く姿をイメージしたくて参加した。現場の雰囲気を知ることができてよかった」と話した。

 秋田銀行では、参加者が増えている。例年夏は35人程度を1回受け入れてきたが、今年は2回に増やしたところ、70人以上の応募があった。8月15、16日と29、30日、県経済活性化策を提案するグループワークなどを行った。
 
 北都銀行も先月、3日間の日程で開催。学生が支店の行員から直接話を聞く場を設けたほか、業界研究やキャリア形成をテーマにした勉強会を行った。県内外から3年前の倍に当たる60人が参加した。

 県の仲介窓口「アキタインターンシップセンター」への登録企業は今年3月末で250社となり、設立当初の16年度(93社)の2・7倍に増えた。しかし、実際のインターンシップの受け入れは25社36人で、登録企業の1割にとどまる。

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