父の古里で恩返し 林さん「旬菜市場」で笑顔、京都へ戻る

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よこて旬菜市場で働く林さん。丁寧な接客が来店者から好評だったが、20日で勤務を終える
よこて旬菜市場で働く林さん。丁寧な接客が来店者から好評だったが、20日で勤務を終える

 秋田県横手市産の野菜や果物、加工品を販売する秋田市保戸野の「よこて旬菜市場」で4月から働く林節子さん(72)=横手市出身、京都市在住=が、20日の勤務を最後に京都へ帰る。約50年前に就職で秋田を離れたが、今年1月に横手市で暮らす父親が亡くなったのを機に帰省。半年間、秋田への恩返しのため働いてきた。林さんは「大好きな古里のため、微力ながら貢献できたことをうれしく思う」と振り返る。

 保戸野の旬菜市場は、横手市の道の駅十文字内にある農産物直売所の「支店」に当たる。店内に入ると、林さんが「いらっしゃいませ」と明るく笑顔で出迎え、買い物を終えた帰りには出入り口まで付き添い、深々とお辞儀して見送る。大手百貨店の婦人服売り場で約25年勤務した経験を生かし、1人で週5日ほど店頭に立ってきた。

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