クマなど猟期延長 本年度から3年間、人里出没抑制へ

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ツキノワグマの猟期延長などが諮問された審議会
ツキノワグマの猟期延長などが諮問された審議会

 県は本年度から3年間、ツキノワグマの狩猟解禁日を11月15日から2週間早めて同1日とする。狩猟期間はこれまで通り翌年2月15日まで。クマが人里周辺に近づきづらい状況にし、人身、農業被害を防ぐ狙い。目撃件数が急増しているイノシシ、シカの狩猟期間も同様に改める。本県でこの3種の猟期延長は初めて。

 19日に県第2庁舎で開かれた県環境審議会自然環境部会に諮問した。近く正式決定する。

 県自然保護課によると、クマの目撃件数は今月16日時点で541件。前年同期の6割にとどまったが、平年を大きく上回った。人身被害は18日までに6件(前年比1件減)発生し、有害駆除されたクマは先月末で314頭(同4頭増)だった。

 こうした状況に加え、東北森林管理局のブナの結実予測で本県は大凶作となり、今後もクマが餌を求めて人里に出没する可能性が高いことから、対策として猟期を延長する。追い回されたり、銃声を聞いたりする機会が増えることで、クマが人間の怖さを認識することが期待されるという。

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