真澄の旅に思いはせ 「丸木舟」の乗り心地満喫、戸賀湾

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丸木舟に乗って戸賀湾内を回る参加者
丸木舟に乗って戸賀湾内を回る参加者

 男鹿半島に伝わる伝統的な漁船「丸木舟」の乗船体験が18日、秋田県男鹿市戸賀塩浜の塩浜漁港で行われた。市菅江真澄研究会(天野荘平会長)の主催で、丸木舟を使ったイベントは約5年ぶり。市内外から集まった参加者約20人が戸賀湾内を舟で回り真澄の旅に思いをはせた。

 「男鹿市の文化財第14集」(市教育委員会発行)によると、男鹿の丸木舟は「お山」と呼ばれる真山、本山の杉の原木をくりぬいて造られた。1本の丸太でできており、耐用年数は100年以上。頑丈で岩場でも壊れないため、男鹿の海には最適の舟とされた。男鹿市民文化会館には、国の有形民俗文化財に指定された丸木舟が展示されている。

 同研究会によると、真澄は江戸後期に男鹿を訪れた際、戸賀や加茂で少なくとも3回、丸木舟に乗った。奇岩が連なる半島西海岸を舟で遊覧したという。

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