花輪一中生徒がクマ被害、鹿角市教委などが注意呼び掛け

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男子生徒がクマに襲われた階段。下りた先に住宅街がある
男子生徒がクマに襲われた階段。下りた先に住宅街がある

 19日夜に秋田県鹿角市の花輪第一中学校の3年生の男子生徒(15)が下校途中にクマに襲われ、軽傷を負った事故を受け、市教育委員会職員と鹿角署員が20日、登下校時間帯に通学路に立って生徒を見守り、注意を呼び掛けた。県によると、県内で未成年者がクマに襲われ、けがをするのは2014年以来5年ぶり。中心市街地の学校近くでの人身被害に関係者の衝撃は大きい。市教委などは当面、警戒を強化し安全確保に努める。

 鹿角署によると、男子生徒は19日午後6時40分ごろ、1人で学校脇の山林内の階段を下りていたところ、クマと鉢合わせし、覆いかぶさられ左耳をかまれた。大声を出すと、クマは山林に去った。

 花輪一中は高台の上に校舎があり、周囲を林に囲まれている。現場の階段は幅1・8メートル、長さ70メートル。市が整備し、学校敷地と東側の県道・田山花輪線を結んでいる。市教委によると、全校生徒267人のうち、県道沿いの住宅街などから通う生徒約70人が登下校に使用していたという。

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