BB新スタジアム、秋田市は八橋案に難色 県、議会に報告へ

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新スタジアムの候補地となっている八橋運動公園
新スタジアムの候補地となっている八橋運動公園

 サッカーJ3のブラウブリッツ秋田(BB秋田)の本拠地となる新スタジアムの整備構想について、県と秋田市が実施している調査研究の中間報告がまとまった。候補地として推す声が多かった八橋運動公園への整備に、市が難色を示している現状があらためて浮き彫りとなった。開会中の9月県議会の産業観光委員会で報告する。

 調査では昨年度まで検討した候補地の課題解決の可能性を探った。中間報告では八橋運動公園の第2球技場(スペースプロジェクト・ドリームフィールド)と健康広場の代替地を主に検討。県が代替地案を提示し、公園設置者の市が考えを示す形でまとめた。

 県が示したのは▽県立向浜運動広場(新屋町)に第2球技場と健康広場を一体的に移転する▽県立新屋運動広場(豊岩、旧東北電力新屋ラグビー場)に第2球技場を、新文化施設の整備に伴い移転する秋田市文化会館(山王)に健康広場をそれぞれ分離して移す―という2案。

 これらに対して市側は代替地に求める条件として(1)サッカーのピッチが確保可能な広さと形状であること(2)八橋運動公園との一体性、利便性が確保できる(3)津波浸水想定区域外(4)敷地所有者らの同意が得られる―の4点を挙げた上で、条件に合致するかを検討した。

 中間報告では、向浜運動広場に一体的に移転する案について「津波浸水が想定されており著しく不適」と指摘。「八橋運動公園から離れており、運動公園の一体性と市民の利便性も損なわれる」とした。

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