時代を語る・舘岡誠二(30)句で祈りをささげる

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愛用の句帳。字句を練り直し納得のいく作品に仕上げる
愛用の句帳。字句を練り直し納得のいく作品に仕上げる

 「わが父は刈田に立つと役者顔」「ひらがなの母の字思う雁の列」「亡き父母に風鈴一つ買おうかな」

 私の俳句には父母を詠んだものが多いですね。秋田の風土と生活を詠もうとすると、どうしても父と母が出てくるのです。父母の句を作ることで、しみじみとした心で日常を送れるといいますか、落ち着きます。農業や家事に一生懸命だった2人へのいたわりを17音に託します。ただ、暗い句にはしないように心掛けています。

 「父の絵の龍神われも夏の水」

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