婚礼用のかつら、お座敷で活用を 湯沢の美容室経営者が寄贈

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婚礼用の日本髪のかつらを寄贈した高橋さん
婚礼用の日本髪のかつらを寄贈した高橋さん

 秋田県湯沢市で美容室を経営する高橋トシ子さん(80)が、お座敷文化による地域振興を目指す「秋田湯沢湯乃華芸妓(ゆのはなげいぎ)」などの代表を務める阿部一人さん(61)に、日本髪のかつらやかんざしを寄贈した。婚礼用として使われてきたが、近年は和装でもかつらをかぶる人が減り、出番が少なくなっていた。高橋さんは「定期的に手入れをして大切にしてきた。地域活性化に少しでも役立ててもらいたい」と話している。

 高橋さんは1963年に同市表町に「ローザ美容院」を開業。市内で複数の店舗を経営する傍ら、約40年にわたりホテルの美容師を務め、多くの花嫁のヘアセットを手掛けてきた。

 和装には日本髪のかつらが主流だったが、近年は洋髪を合わせる花嫁が多くなったという。かつらを使う機会が少なくなっても、定期的に虫干ししたり、2、3年に1度結い直したりして大切に保管してきた。

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