時代を語る・佐藤清太郎(6)県の講習で林業学ぶ
会員向け記事
お気に入りに登録
昭和30年代、「林家」と言うより、山林を所有しているという意味で「山持ち」という呼び方をする方が多かったですね。その山持ちの後継ぎを対象に、林家を育成する初の「林業教室」が開かれ、私も参加しました。長野から帰ってきて半年後の39(1964)年4月から翌年2月にかけてのことでした。
私はその頃、長野での研修を生かし、花の栽培に取り組んでいました。一方、じいさんやおやじから120ヘクタールに及ぶ山林を譲り受けることになっており、この教室で林業を本格的に学び、後継ぎの道を歩みだすことになりました。
※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 758 文字 / 残り 509 文字)
(全文 758 文字 / 残り 509 文字)