時代を語る・佐藤清太郎(9)山林、市民に広く開放
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所有する山林を「憩いの場」として市民に開放する取り組みを、ちょうど40年前の昭和54(1979)年に始めました。良質で大径木の秋田杉を育てる林業に力を入れる一方、山林をもっと生かす手だてはないかと考えた結果です。
これにも高卒後、長野で経験した花栽培の研修が役立っている気がします。高地にあるため自然環境の厳しい長野では、秋田以上に、農家をはじめ集落のみんなが協力し合わないと、作物ができないし、生活していけません。「自分さえよければいい」では駄目だということを痛感して帰ってきました。
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