由利本荘・洋上風力「大きな環境影響ない」 事業者が準備書

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 秋田県由利本荘市沖で世界最大規模の洋上風力発電所の建設を計画する「秋田由利本荘洋上風力合同会社」(代表社員レノバ=東京)は1日、環境影響評価法に基づく準備書を公表した。想定する事業計画では騒音、超低周波音、景観などに大きな影響はないとする内容。「今後、住民や専門家の意見に真摯(しんし)に対応していきたい」としている。準備書は由利本荘、にかほ、秋田各市役所などで縦覧できる。

 準備書によると、事業計画の出力規模は最大838・2メガワット。9・5メガワット級の風車88基を由利本荘市沖南北約30キロに2列で建てる。2022年度着工、25年度完成の予定。

 岸からの距離は1・5~2・4キロで、最も遠い風車は約3・5キロ。列間は約900メートル、風車間は約500メートル。地盤条件から道川、西目両漁港周辺と、鳥類や魚類の生息環境への配慮が必要で港湾区域でもある本荘港周辺では、一部間引く。海底ケーブルは道川、松ケ崎、本荘、西目の4港の6カ所から陸揚げする。

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