利便性向上へ3地域でバス運行開始 高齢者、高校生ら利用

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ふれあいバスに乗り込むお年寄り=三種町浜田
ふれあいバスに乗り込むお年寄り=三種町浜田

 秋田県内各地で公共交通網が減少傾向にある中、住民の利便性を向上させようと新たなバスの運行が1日、三つの地域で始まった。委託を受けた住民団体が運行したり、広域的に3町村を結んだり、利用者の自宅まで迎えに行ったり。高齢者や高校生らが早速利用した。

 ■住民の力で交通網維持、三種町
 三種町は公共交通を大幅に再編。ワゴン車送迎「ふれあいバス」(乗客6人)と主要施設を結ぶ巡回バス(同9人)の運行を始めた。いずれも平日に各集落を走る。

 ふれあいバスは8地区で、主に委託を受けた住民団体が運行する。住民の力で自治体全域の交通網維持を目指す県内初の取り組み。

 浜口地区では、隣接する男鹿市五明光を含む7集落を結ぶ片道16キロのルートを走り、朝からお年寄りが次々と乗車した。運転免許を持つ夫が今夏他界した1人暮らしの女性(81)は「本当に助かる。普段会わない顔見知りとも話ができた」と頰を緩めた。

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