犬猫処分、20年前の1割に 「ワンニャピア」開業が後押し

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子猫を譲り受けた飼い主に対し、適正飼育を呼び掛けるワンニャピアの職員(中央)
子猫を譲り受けた飼い主に対し、適正飼育を呼び掛けるワンニャピアの職員(中央)

 秋田県内で殺処分される犬や猫の数が減っている。2018年度は20年前の1割近くとなり、本年度はこれを下回るペースで推移する。今年4月には殺処分ゼロに向けた活動の拠点となる県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」(秋田市雄和椿川)が開業。先月視察した天皇、皇后両陛下が取り組みに関心を示されたこともあり、関係者はさらなる動物愛護の機運の高まりを期待している。

 県生活衛生課によると、犬は1990年代に3千匹前後が殺処分されていた。その後、放し飼いの禁止や室内飼育が増えた影響で保健所に引き取られる数が大幅に減ったため、殺処分も年々減り、昨年度は37匹だった。猫は毎年千匹前後が引き取られ、大半が殺処分されていたが、新たな飼い主探しをサポートしているいぬ・ねこネットとの連携もあり、ここ数年は減少傾向に。昨年度は336匹だった。

 殺処分の減少に対し、増加しているのが新しい飼い主への譲渡だ。本年度は8月末時点で246匹(犬23匹、猫223匹)に上り、猫は4~8月の5カ月で昨年度(225匹)とほぼ同数になった。

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