ガイドのプロがなぜ 小又峡水難事故、仲間ら無事祈る

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遊覧船乗り場近くの太平湖グリーンハウスで、ツアー客に事故の状況などを説明する旅行会社の添乗員(手前中央)=8日午後5時15分ごろ
遊覧船乗り場近くの太平湖グリーンハウスで、ツアー客に事故の状況などを説明する旅行会社の添乗員(手前中央)=8日午後5時15分ごろ

 秋田県北秋田市森吉の小又峡で8日発生した水難事故で、行方が分からなくなっている小野信也さん(73)=仙北市田沢湖=は日本山岳ガイド協会認定の山岳ガイドで、登山歴50年以上の大ベテランだった。山岳仲間らは小野さんの無事を祈りつつ、事故に遭ったことを「信じられない」と口をそろえた。

 小野さんの家族や所属する南八幡平山岳会によると、小野さんは県内の秋田駒ケ岳や森吉山、鳥海山などだけでなく、東北全域を主なガイドエリアにしていた。2001年に旧田沢湖町の山々をガイドする団体「山の案内人」を設立。02年には県内で初めて東北山岳ガイド協会の公認ガイドになった。

 同山岳会の田口善信会長(76)=仙北市田沢湖=は20代からの付き合い。小野さんは優しい性格で面倒見がよく、仲間から慕われたといい、国内外の山々を一緒に歩いた。小又峡にも何度も足を運び、昨年も訪れたという。

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