仏像に魅了され、横手清陵中・多賀糸さん 湯沢で仏画展

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仏画展を開いた多賀糸さん。カウンターには段ボール製の十二神将がずらりと並ぶ
仏画展を開いた多賀糸さん。カウンターには段ボール製の十二神将がずらりと並ぶ

 秋田県の横手清陵学院中学校3年の多賀糸尊(たがいとたける)さん(15)=横手市=による仏画展が、湯沢市桑崎の「カフェTAKAIWA」で開かれている。幼少期にクレヨンで描いた涅槃(ねはん)図や、段ボールに仏像の姿を描いたクラフト作品など12点を展示。多賀糸さんは「仏像をよく知らない人にも、これをきっかけに好きになってもらえたらうれしい」と話す。

 多賀糸さんがこれまでに描いた個性豊かな作品が並ぶ。カウンターには段ボールで制作した十二神将がずらり。東寺(京都府)の両界曼荼羅(まんだら)図をモデルにしたという曼荼羅図は、本などの資料を参考にしながら水性ペンとクーピーペンシルで仏を一体一体精密に描き、約1カ月を要した力作だ。店の一角には高さ約160センチの段ボール製の十一面観音がたたずむ。

 多賀糸さんは4歳の頃、阿修羅(あしゅら)展を取り上げたテレビ番組を見て仏像にのめり込み、本を読んだり絵を描いたりするようになった。小学1年の時に秋田魁新報社主催の「新聞きりぬきコンクール」に応募、大仏や仏像の記事で構成した「大仏新聞」で佳作を受賞した。全国の神社仏閣を巡りながら、行く先々の寺院や仏像を「旅寺(たびじ)」と名付けたスケッチブックに描いて記録しており、現在27冊に上る。

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