秋田の鶏卵、香港へ初輸出 仙北・藤原養鶏場

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
藤原養鶏場の生卵「秋田美人」
藤原養鶏場の生卵「秋田美人」

 農産物を取り扱う商社「バイオシードテクノロジーズ」(東京、広瀬陽一郎社長)が今月、秋田県仙北市角館町にある藤原養鶏場(藤原要社長)の鶏卵8.5トンを秋田港から香港へ輸出した。県によると、本県から香港に鶏卵が輸出されるのは初めて。同商社は藤原養鶏場の卵を定期的に輸出していきたい考えだ。

 輸出した生卵「秋田美人」はMSサイズ(重さ52グラム以上58グラム未満)とMサイズ(58グラム以上64グラム未満)。県内の店頭では10個入り200円(希望小売価格)で並ぶ商品と同じ。日系企業が輸入し、ゆで卵や半熟卵などに加工して自社が経営するレストランで提供したり、現地のカフェに販売したりする。

 今回の輸出は、日系企業が日本産卵の入手を商社に依頼したのがきっかけ。商社は品質の高さから仕入れ先を選んだ。商社の広瀬社長によると、香港で出回っている加工用卵はタイ、シンガポール、マレーシアからが多い。日本産は価格が比較的高いものの、加工した際の歩留まりが良く、最終的に費用が抑えられることから評価が高いという。

(全文 818 文字 / 残り 370 文字)