横手ふるさと納税、昨年から半減 返礼割合引き下げ影響か

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します

 秋田県横手市は昨年度のふるさと納税で、県内で2番目に多い約7億5千万円を集めたが、本年度は一転して、8月末時点で昨年度の半分程度に落ち込んでいる。6月に過度な競争防止を目的とした新制度が始まり、市が寄付額に対する返礼割合を引き下げたところ、寄付者にとってお得感が薄らいだようだ。市は返礼割合を巡り、国に新制度の参加期間を短く定められ、寄付者が不安に思った可能性もある。

 横手市のふるさと納税の寄付額は2014年度が816万円(102件)。返礼品付きの制度に取り組み始めた15年度は5410万円(2538件)、16年度は1億481万円(6540件)と伸びた。17年度は返礼品の数量や種類を増やし、インターネットの受付窓口を増設したことで5億809万円(3万8942件)と急増、昨年度は7億5251万円(6万912件)と伸びていた。

 返礼品で人気を集めていたのは、主にあきたこまちやリンゴ、日本酒など。昨年度までは、寄付額の40%相当を返礼品として贈っていたが、過度な競争をなくす新制度は「30%以下の地場産品」となった。

 市は送料や広報などの費用を差し引き、返礼割合を25%程度にした。同じ返礼品でも内容量が減ることとなり、昨年8月末には1万639件、1億2429万円だった寄付が、今年は4042件、5880万円に減少した。

(全文 991 文字 / 残り 429 文字)