フジタが結ぶ(下)アトリエと工芸品 ものづくりへの愛表現

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藤田が晩年を過ごした「メゾン・アトリエ・フジタ」
藤田が晩年を過ごした「メゾン・アトリエ・フジタ」

 藤田嗣治が晩年を過ごした「メゾン・アトリエ・フジタ(藤田のアトリエ)」のあるフランス・エソンヌ県ビリエ・ル・バクル村は、パリの南西約30キロに位置する。役場やレストランのある村中心部から街道に沿ってしばらく歩くとアトリエが見えてくる。白壁に青いよろい戸、彫刻が施された木の扉が印象的なかわいらしい建物である。

 アトリエは藤田の最後の妻・君代(2009年死去)から1991年にエソンヌ県へ寄贈され、2009年から一般公開されている。画材類だけでなく、キッチンやリビング、寝室に置かれたさまざまな生活雑貨が生前のまま残された、ユニークなミュージアムとなっている。

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