手術中がん診断迅速化で特許庁長官賞 東北地方発明表彰

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賞状を受け取る赤上所長(中央)
賞状を受け取る赤上所長(中央)

 公益社団法人発明協会主催の2019年度東北地方発明表彰が9日、秋田市のホテルメトロポリタン秋田で開かれ、県産業技術センターの赤上陽一所長(59)らが開発した「手術中病理診断向け迅速免疫組織染色法」に特許庁長官賞が贈られた。

 受賞した染色法は、がん細胞に反応する試薬を用いた従来の「免疫組織染色法」に「電界撹拌(かくはん)技術」を応用し、迅速かつ正確ながん診断を可能にした。染色時間は従来の2時間以上から20分程度に短縮。精密機器製造の秋田エプソン(湯沢市)など県内企業と連携して装置を作り、2014年に特許を取得した。秋田大医学部付属病院では患者千人以上に使用したという。

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