旅行会社、危険性把握せず 渓流渡る間に水位上昇

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往路で事故現場となった橋の近くを歩くツアー客。この時点では渓流が大幅に増水している様子はうかがえない=8日午前11時半ごろ(クラブツーリズム社提供、画像は一部加工)
往路で事故現場となった橋の近くを歩くツアー客。この時点では渓流が大幅に増水している様子はうかがえない=8日午前11時半ごろ(クラブツーリズム社提供、画像は一部加工)

 北秋田市森吉の小又峡(こまたきょう)でツアー客とガイドが死亡した水難事故で、ツアーを企画した旅行会社「クラブツーリズム」(東京)の小山佳延社長が11日、秋田県庁で会見し、小又峡で想定される雨天時の危険性について「把握していなかった」と述べた。増水した渓流を渡る間に、水位が上昇した状況も明らかにした。地元ガイドらは小又峡に関し、降雨後に渓流が急激に増水することがあると指摘している。

 同社によると、ツアーの企画の際、知識豊富なガイドを交えた会議を開き、コースの危険性についても意見を交わす。だが、小又峡は同社ツアーのコースに組み込まれていたにもかかわらず、雨天時の水位上昇に関する情報は共有されていなかったという。

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