ニュースの「つぼ」:消えゆく風習「豆もらい」

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住民から豆やお菓子をもらう能代市の栗山地区の児童たち=9月13日
住民から豆やお菓子をもらう能代市の栗山地区の児童たち=9月13日

 「こんばんは、豆ください」。十五夜(旧暦8月15日)の晩に子どもたちが家々を回り、豆やお菓子をもらう能代市栗山地区の奇習「豆もらい」が今年、惜しまれつつ幕を閉じた。担い手となる地域の子どもが減ったためだ。専門家によると、県内にはかつて豆もらいに似た行事がいくつもあったという。消えゆく県内の年中行事を残す手だてはないだろうか。

 十五夜といえば、お月見の風習が一般的だ。昔から各家々では庭先や縁側にススキや作物をお供えし、月に五穀豊穣(ほうじょう)を願った。その供物を子どもたちが盗んで食べる―というのが、栗山の「豆もらい」行事の原形とみられる。

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