運休、欠航…観光施設は閑散と 台風19号で県内

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列車の運行状況を確認する利用者ら=12日午後1時10分ごろ、JR秋田駅
列車の運行状況を確認する利用者ら=12日午後1時10分ごろ、JR秋田駅

 台風19号の影響で、12日の秋田県内は飛行機の欠航や新幹線の運休が相次ぎ、観光スポットは閑散とした。

 秋田空港発着便は半数以上が欠航した。午前8時ごろには、この日唯一動いた東京便の日本航空161便が到着。会社員鈴木祐仁さん(29)=東京都=は友人の結婚式に出席するため、急きょ161便のチケットを手配した。「無事に着いて安心したが、東京で大きな被害にならないか心配だ」と話した。

 JR秋田新幹線こまちは、午後を中心に21本が運休。秋田駅中央改札口の電光掲示板には、朝からこまちや在来線の運休に関する情報が次々と表示された。駅員に運行状況を尋ねていた秋田市飯島の会社員斉藤光隆さん(46)は「電車で近場に出掛けようと思ったが、家でおとなしくしようかな」と苦笑いした。

 観光関係者は台風の接近と3連休が重なったことに落胆した。

 男鹿市戸賀の男鹿水族館GAOは通常通り営業したが、客足は例年のこの時期の休日より2割ほど少なかったという。13日の団体客の予約はキャンセルとなった。13日は強風や停電などで臨時休館する場合、ホームページで情報提供する予定。担当者は「この先は落ち着いてほしい」と語った。

 「3連休なのに残念だ」。秋田市浜田のあきぎんオモリンの森(大森山動物園)の担当者も肩を落とす。12日の来場者は例年よりだいぶ少なかったという。「天候のことだからしょうがない。今後に期待したい」と語った。