強権に抗う人々写す 土門拳賞の高橋さん、酒田でトーク

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受賞の喜びや今後の決意を語った高橋さん
受賞の喜びや今後の決意を語った高橋さん

 写真集「RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い」(秋田魁新報社刊)で第38回土門拳賞を受賞したフォトジャーナリスト高橋智史さん(38)=秋田市出身、神奈川県鎌倉市=によるギャラリートークが12日、山形県酒田市の土門拳記念館で開かれた。

 受賞作では強権政治が横行するカンボジアの実情と、そこに暮らす市民の姿を捉えた。高橋さんは「多くの人に支えられ、名誉ある賞をいただくことができた」と改めて感謝を述べた。

 2007年にカンボジアへ移住。著名な女性活動家テップ・バニー氏が投獄される場面や、政治評論家ケム・レイ氏が殺害された現場など、政局を揺るがす事件をカメラに収めた。「シャッターを切るのがつらい瞬間がたくさんあった」と高橋さん。住む場所を追われたり、デモで弾圧を受けたりする人々を目の当たりにした。

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