横手の渡部さん、野球スリランカ代表トレーナーに

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スリランカ代表選手の体をケアする渡部さん=9月、スリランカ(浅野さん提供)
スリランカ代表選手の体をケアする渡部さん=9月、スリランカ(浅野さん提供)

 14日から台湾で開かれる第29回アジア野球選手権に出場するスリランカ代表チームに、秋田県横手市で整骨院を経営する渡部真吉さん(39)がトレーナーとしてベンチ入りする。指導者向け講習会で指導した縁で白羽の矢が立った。日本などとの実力差は大きいが、「現時点で最良の結果を残すために力を尽くしたい」と話している。

 横手市出身の渡部さんは、高校まで野球に熱中した。湯沢商工高(現湯沢翔北高)卒業後、仙台市のスポーツ系専門学校に進学。柔道整復師などの資格を取得し、2010年に整骨院を開業した。

 現在は、スポーツと医学両方の知識を備える「パーソナルトレーナー」として、社会人ラグビー・秋田ノーザンブレッツの練習や試合に帯同。湯沢翔北高など県内の高校野球部員に体の使い方などを指導している。

 スリランカ代表に帯同するきっかけは2年半前。知人を介して、帝京大準硬式野球部で監督を務める浅野修平さん(29)=秋田市出身=と出会った。浅野さんは、東都大学準硬式野球連盟がインドネシアで取り組む野球普及活動に16年から携わっている。

 浅野さんらの思いに共感した渡部さんは、昨年11月に初参加。「基本的な技術はまだまだだが、日本人よりも身長が高く手足も長い。正しい理論の下でトレーニングすれば、能力を生かせる」

 今年8月にはスリランカなど東南アジアの指導者向け講習会で指導。その後、スリランカ代表の監督から帯同要請があった。大会ではトレーニングのサポートやコンディショニングに当たる。

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