住宅被害、交通に乱れ 台風19号、県内にも傷痕

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屋根にスギの木が倒れた住宅=13日午前8時45分ごろ、大仙市太田町太田
屋根にスギの木が倒れた住宅=13日午前8時45分ごろ、大仙市太田町太田

 台風19号は13日未明に秋田県に最接近し、10月としては記録的な風雨となった。屋根の剥離、崖崩れなどの被害はあったが、けが人はいなかった。12日から乱れていた交通機関は、13日夕には一部を除き通常通りに戻った。

 秋田地方気象台によると、同日の各地の最大瞬間風速は、八峰町八森が27・9メートルで10月の観測史上最大。にかほ市19・8メートル、秋田市19・5メートルと続いた。いずれも未明から早朝にかけての観測値。

 24時間降水量は、37観測地点中10地点で10月の最大を更新した。11日午後3時の降り始めから13日午前11時までの総降水量は湯沢市湯の岱150・5ミリ、鹿角市八幡平148・5ミリ、男鹿市138・0ミリなど。

 県災害連絡室によると、13日午後4時半現在、大仙市長野と美郷町浪花の住宅計2棟でトタン屋根が剥がれたほか、大仙市大曲西根の住宅1棟が床下浸水した。男鹿市と羽後町など3カ所でのり面が崩れ、由利本荘市の3カ所で崖崩れと路肩崩落があった。

 秋田新幹線こまちは、始発から午後4時まで計23本が運休・区間運休。秋田駅の窓口には一時、予約や変更などで50人ほどが並んだ。再開直後の列車は立ち席も認められた。14日は、JR花輪線が設備点検のため始発から午前10時ごろまで運転を見合わせる見込み。

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