ポーランド、愛国主義与党勝利へ 過半数も、強権に懸念

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13日、ポーランド・ワルシャワで支持者に話す「法と正義」を率いるカチンスキ氏(ゲッティ=共同)
13日、ポーランド・ワルシャワで支持者に話す「法と正義」を率いるカチンスキ氏(ゲッティ=共同)

 【ワルシャワ共同】ポーランド下院(定数460)選挙が13日投開票された。地元テレビが公表した得票予測では愛国主義を掲げ、強権的な政策を進める保守与党「法と正義」が43・6%で、中道「市民プラットフォーム」を基盤とする野党「市民連立」の27・4%を大きく引き離し、勝利の見通しとなった。過半数の議席を得る勢いだ。

 法と正義は司法や報道の統制を強め、民主主義の退潮を不安視する欧州連合(EU)との対立を深めている。欧州では愛国主義に基づくポピュリズム(大衆迎合政治)政党が存在感を増し、各国では今回の結果を受けて懸念が広がりそうだ。