環境への影響、質問相次ぐ 秋田市で由利本荘洋上風力説明会

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住民らの質問に答えるレノバ社の須山副社長(右)
住民らの質問に答えるレノバ社の須山副社長(右)

 秋田県由利本荘市沖に世界最大規模の洋上風力発電所を建設する事業計画に関する住民説明会が19日、秋田市新屋の西部市民サービスセンターで始まり、市内外から約50人が参加した。事業を計画している秋田由利本荘洋上風力合同会社(代表社員レノバ=東京)の説明に対し、参加者からは環境への影響や事業の継続性についての質問が出た。

 事業者側は合同会社の代表職務執行者を務める須山勇・レノバ副社長ら10人が出席。由利本荘市沖南北約30キロに9500キロワット級の風車88基を2025年度に完成させる計画や、環境影響評価(アセスメント)の調査結果を説明した。

 これに対し男鹿市の男性漁師は、調査項目に海流への影響がないことを指摘。「巨大な風車が88基も洋上に設置されれば、男鹿市沖の海流に影響が出ないか心配だ」と訴えた。事業者は「環境アセスメントで海岸地形の変化に影響はみられなかったことから、海流への大きな影響はないと考えている」と答えた。

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