洋上風力に健康被害懸念の声 由利本荘で説明会、賛成意見も

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事業者に対してさまざまな質問や意見が出た説明会
事業者に対してさまざまな質問や意見が出た説明会

 秋田県由利本荘市沖で世界最大規模の洋上風力発電所の建設を計画する「秋田由利本荘洋上風力合同会社」(代表社員レノバ=東京)は21日夜、環境影響評価法に基づき実施した各種調査結果についての住民説明会を同市文化交流館カダーレで開いた。法定の説明会は19日に秋田市、20日ににかほ市で開かれており、この日が最後。参加した約220人の市民からは反対意見が相次いだ。

 由利本荘市の男性は「鳥類や魚類への影響ばかりでなく、人間への影響を調べるべきだ。(風車騒音などに)既に苦しんでいる人もいる。もし健康被害が出たら必ず事業をやめるのか」と迫った。

 同社は「風車稼働後の騒音の増加を予測したが、0~2デシベル程度で環境省が定める指針内に収まっており、健康を害するとは考えにくい」とした上で、「健康被害が公的に認められれば事業は行わないと明言する」と述べた。

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