日本製紙秋田工場の煙と臭いに苦情 秋田市が改善申し入れ

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煙突から白煙が上がる日本製紙秋田工場
煙突から白煙が上がる日本製紙秋田工場

 秋田市向浜の日本製紙秋田工場が、ばい煙や臭いへの苦情が相次いだため、一部減産し排煙を減らす対応をしていることが23日、分かった。秋田市が早期の改善と原因究明を同社に申し入れた。先月、「全国豊かな海づくり大会」に臨席されるため天皇、皇后両陛下が同市を訪れた際にも、式典会場に近い工場はボイラーの稼働を休止した。

 市環境保全課によると、苦情は7月が最多で13件に上った。4~10月で25件。工場に近い土崎、寺内地区の住民が大半だった。製紙工場関連の苦情は過去5年、年間0~4件で推移していた。

 事態を重く見た市は8月上旬、工場を訪れて聞き取りを実施。地域住民の不安解消のため改善を図ることや、早期の原因究明を申し入れた。

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