石炭輸送船に特殊な帆搭載へ 東北電など、風活用し燃料削減

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商船三井と東北電力が導入を目指す新石炭船の予想図。船の先端に立つのが硬翼帆(東北電力提供)
商船三井と東北電力が導入を目指す新石炭船の予想図。船の先端に立つのが硬翼帆(東北電力提供)

 商船三井(東京)と東北電力は、海外から能代火力発電所(秋田県能代市字大森山)などに石炭を運ぶ船に、特殊な帆を搭載する計画を発表した。帆は「硬翼帆(こうよくほ)」と呼ばれ、伸縮可能な繊維強化プラスチック(FRP)製。風を船の推進力に利用することで燃料の削減を図る。石炭船が硬翼帆式風力推進装置を搭載するのは世界初になるといい、2022年度以降の運航開始を目指している。

 東北電力は石炭をオーストラリア、インドネシア、米国などから輸入。能代、原町(福島県南相馬市)、相馬共同(福島県新地町)、酒田共同(山形県酒田市)の4火力発電所に輸送する船への搭載を検討している。

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