命懸けハタハタ漁自由化直訴 船川第一小、義民題材に劇披露

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
近藤武兵衛をテーマにした劇を披露する6年生
近藤武兵衛をテーマにした劇を披露する6年生

 秋田県男鹿市の船川第一小学校(吉田雅美校長)の学習発表会が26日開かれ、6年生24人がハタハタ漁自由化を秋田藩に直訴した地元の義民・近藤武兵衛(ぶへえ)をテーマにした劇を披露した。今年が武兵衛の没後200年に当たることから、同市船越の元教員、渡部豊彦さん(今年2月、65歳で死去)が構想していたもの。児童は武兵衛の功績とハタハタの大切さを伝えた。

 武兵衛は江戸時代の金川村(現・同市船川港金川)の肝煎(きもいり)で、手軽な手繰り網を使ったハタハタ漁を考案。特定の網主による地引き網漁のみが公認されていた漁の自由化を求めて藩に直訴し、入牢(にゅうろう)処分を受けたとされる。

 男鹿南秋地区を中心に地域学習と平和教育に力を注いだ渡部さんは、武兵衛没後200年に合わせた顕彰活動を金川地区に提案。地元では今年6月、住民が式年祭を開いた。

(全文 633 文字 / 残り 267 文字)