高級魚キジハタ稚魚の生存率アップ 県水産振興センター

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今月16日、船川港内で行ったキジハタ稚魚の放流(県水産振興センター提供)
今月16日、船川港内で行ったキジハタ稚魚の放流(県水産振興センター提供)

 秋田県水産振興センター(男鹿市船川港台島)が2016年度に始めた高級魚キジハタの稚魚の生産力が高まっている。先進県では、稚魚のふ化10日後の生存率は40%以上で成功とされる。同センターでは昨年度まで30%未満だったが、本年度は成育が順調な水槽で51・1%に達した。同センターは「飼育が難しい魚だが少しずつ手応えがつかめてきた。安定して生産できるよう、さらに技術を向上させたい」とする。

 キジハタは主に西日本で水揚げされるハタ科の白身魚。高級料亭などで刺し身や煮付けとして提供され、高値で取引されている。近年、本県沖でも水揚げされるようになり、高値が見込まれる有望な魚種として漁業者の期待を集めている。本県での水揚げ量は16年284キロ、17年346キロ、18年382キロ。

 県は第7次栽培漁業基本計画(15~21年度)で新たな生産魚種としてキジハタを加え、16年度から同センターで稚魚生産をスタートさせた。

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