秋田市添川のクマ被害に住民不安 近くの小学校でも警戒

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男性がクマに襲われたとみられる現場。自転車や鉢植えが倒れていた。奥には山林が広がる=1日午前7時半ごろ、秋田市添川
男性がクマに襲われたとみられる現場。自転車や鉢植えが倒れていた。奥には山林が広がる=1日午前7時半ごろ、秋田市添川

 31日夜に秋田市添川の住宅街で男性(46)がクマに襲われ重傷を負った事故を受け、近隣住民が不安を募らせている。識者は「どこに出没してもおかしくない」と警鐘を鳴らす。

 一夜明けた1日早朝、現場周辺では秋田東署員や市職員、猟友会員が集まり警戒して回った。クマとの遭遇を恐れてか、出歩く住民の姿はほとんど見られなかった。

 近くに住む女性(50)は、中学生の長男を乗せた夫の車を自宅前で見送った。長男は普段、自転車で通学しているが、この日は安全確保のため夫が車で送ることにした。女性は「こんな近くにクマが出るなんて。20年以上ここに住んでいるが、初めての経験」と話す。

 現場の南約1・7キロにある旭川小学校の伊藤弘幸教頭(56)は「学区内での目撃情報は以前もあったが、人が被害に遭うのは緊急事態だ」と危機感を強める。

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