県内大学の研究から[秋田大・本谷研准教授]積雪分布と時空間変動

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秋田大教育文化学部・本谷研准教授
秋田大教育文化学部・本谷研准教授

 広範囲に大雨を降らせ、甚大な被害をもたらした先月の台風19号をはじめ、強大な台風の発生や豪雨被害が近年目立っている。自然災害が激甚化する中、雪国の本県にとって、雪とどう向き合うかは大きな課題だ。自宅前の除排雪や屋根の雪下ろしは、重労働かつ危険とも隣り合わせの作業。人口減や高齢化が進む中、こうした負担は増している。

 秋田大教育文化学部の本谷研准教授(気象学)は過去30年間のさまざまな気象データを積み重ね、東北地方の積雪分布とその時空間変動(雪の降り方や積もり方の違い)を研究している。「成果を基に、将来どのように変化するかといった理解につなげたい。各地域の詳細な積雪の特徴などを把握することで雪下ろし事故防止など防災対策にも生かしたい」と話す。

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